Pocket

赤外線夜間撮影と夕立・ゲリラ豪雨の内容に関する変更と追加になります。

①報告書分析画像に夜間撮影と書いていましたが、2017年6月報告分より日没時撮影となります。日没時は季節によって違い、地域によっても違いますが、撮影は日没前30分~まだデジカメ撮影ができる明るさである日没後10分程度の間となります。(赤外線サーモグラフィは、カメラではありませんので明るい昼も真っ暗な夜間も関係ありません。)
理由は
1.昼高温であった浮いている部分が日没前でも低温になる確率は、夜間と大差がないこと。(SST研究所研修での日没前から午後11時程度の比較(10数回)でベスト時間帯は決められませんでした。)

 2.まだ明るい時の撮影が、夜間撮影より不審者と思われることが少ないこと。

3.夜間の場合デジカメは写らないので、赤外線画像横に貼り付けはできませんでした。赤外線画像が建物のどの部分なのかわかりづらいこともありましたが、まだ明るい日没時はデジカメ画像が付けられますので、赤外線画像がどの部分なのかはわかります。

②ゲリラ豪雨下での撮影研修は終了します。
最初の撮影(横殴りの強烈な雨)は2011年7月10日午後6時でしたが、5時-6時の1時間に気温は8.3度下がりました。赤外線での分析は、大きく壁面温度が上下することが一番重要ですが、北面撮影時の昼前後の気温上昇及び夜間の気温低下は、好条件でも1時間2~3度程度です。8.3度はタイルの色によっても違いますが、日射による上昇と同じか近い短時間での温度差です。赤外線の世界では雨=撮影不可能となっていますが(雨による壁面反射等にて)、通常の撮影に変えてではなく+αであれば行いたいと考えています。