Q&A


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Q.1

特殊建築物定期報告で義務づけられている、10年を超え全面打診等調査に赤外線は含まれますか。

A.1

赤外線カメラによる外壁タイル・モルタル壁剥離調査は、足場打診・ゴンドラ打診と共に全面打診等調査に認められています。

福岡県の定期報告制度説明会の平成20年度Q&Aでは、赤外線はテストハンマーによる全面打診に含まれますという回答が載っています。但し、テストハンマーとの併用ですので、手の届く範囲である1階部分、階段・廊下等は打診となります。弊社でも、赤外線+打診又は、赤外線のみ(発注者である建築会社・設計事務所様による手の届く範囲打診)の両プランがあります。

※定期報告制度説明会平成25年度Q&Aでは、赤外線で良いかという質問ではなく、費用はいくらかという質問が掲載されています。赤外線が認知された証ではないかと思っています。


Q.2

中性化テストのコア抜きを鉄筋がある場所でするのですか。

A.2

通常は鉄筋のない場所で行われていると思われます。一部の大規模修繕調査では鉄筋の状況を探るため、そして鉄筋までのかぶり厚を実測し鉄筋が中性化する年数を正確に算出するために、鉄筋位置にて行われています。当社は以前の大規模修繕コンサルティング業務では、この方法でコア抜きを実施してきました。またこの時の100箇所を超える、鉄筋位置・かぶり厚の精度をまとめた統計データは、私たちの財産になっています。

一部、非破壊調査事例で発表しています。


Q.3

レントゲンでの探査はしないのですか。

A.3

レントゲンは正確に壁の鉄筋を探査することができる方法だと思われますが、当社には、それを取り扱える資格者がおりません。また、居住しているマンションの場合、探査場所付近を立ち入り禁止にしなければならないなどの問題があり、マンションで要望される可能性は低いと考えています。弊社は、電磁波レーダー法・電磁誘導法の複数の探査機を使うことにより、レントゲンの精度に近づけたいと考えています。 詳しくはQ&A4.をご覧ください。


Q.4

鉄筋探査機には、電磁誘導法と電磁波レーダー法がありますが、どちらが優れているのでしょうか。

A.4

探査業務の中には、電磁波レーダー法と限定されている業務、電磁誘導法と限定されている業務があり、その両方を導入しています。しかしそれだけでなく各々の長所を活かしながら探査をすると、ハツリやレントゲンに近づく精度が確保できるものと考えています。

平成26年4月現在、コア抜き・アンカー工事の為の鉄筋位置調査はストラクチャスキャンEZを中心に使い、鉄筋のピッチや本数を調べる躯体構造調査ではRCレーダー・EZを使用、かぶり厚が問題になる30mm前後及びそれ以下の数値が電磁波レーダー法にて確認された時には331²(電磁誘導法)を使用しています。

建設会社様のご協力で、かぶり調査の前に331²(電磁誘導法)精度確認の為のかぶり不足と思われる部分の斫り確認を数回行っていますが、非常に優秀な結果でした。


Q.5

沖縄での廊下崩落事故で海砂と鉄筋が問題になっていると聞きましたが、何が問題だったのでしょうか。

A.5

塩分濃度の高い海砂使用にてコンクリートの中性化が全断面に及び、鉄筋腐食が顕著であったようです。また、スラブ鉄筋の施工不良も要因として挙げられています。除塩していない海砂という記事もありましたが、30年以上前の建物であり、当時は除塩技術が現在ほど進んでいなかったことが原因かもしれません。除塩技術が確立された現在のマンションでは海砂を使用しても問題ないようですが、大規模修繕時に行われる中性化テストでそのスピードが早くなければ心配ないでしょう。(鉄筋のかぶり厚が適正かどうかは重要です。)


Q.6

構造図との照合調査と書いてありますが、私のマンションは構造図がないようです。それでも鉄筋の状況を探査できますか。

A.6

マンションが昭和56年以前に建てられている場合、旧耐震基準で建築されていますので、専門の建築士による耐震診断をお勧めします。昭和56年以降の新耐震基準のマンションで構造図がない場合、柱・梁の鉄筋間隔、スラブ・耐力壁の鉄筋間隔を調査しての報告書は作成できますが、その本数・間隔で大丈夫なのかはわかりません。尚、柱の場合、1階ピロティ部分や地下駐車場の柱主筋はX方向とY方向で本数が違うことがあり、構造図と逆の本数では耐震性が異なります。また、廊下スラブも、鉄筋コンクリート手摺りがある場所とない場所では同一階であっても鉄筋間隔が違う場所があります。マンションの寿命に大いに関係する鉄筋の中性化時期を知るためにも、鉄筋のかぶり厚調査をお勧めします。

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