SST研究所では、過去10年建物用途変更に伴う鉄筋探査を行ってきましたが、最近特に依頼が増える傾向にあります。 住宅から従業員宿舎に変更、マンション1階部分の用途変更、階段のみの公共施設にエレベーター設置、1FRC造住宅の2Fに料理店開業(1F鉄筋探査)、木造部分筋交赤外線調査を含む鉄筋調査などがあります。 最近の事例では、柱・梁・耐力壁の鉄筋探査を電磁波レーダー法の機械を使い、非破壊調査のみで行いました。 柱はX方向Y方向2面を、フープ筋は回っていますので1面のみです。探査個所全てで主筋は構造図と同じ本数、フープ筋も100ピッチという間隔に対して誤差は少ない結果となっています。(主筋は探査機の構造上一部のみ探査個所もあります。) 梁は主筋及びスターラップ探査ですが、梁側については上端筋ができず下端筋のみの探査個所もありました。
今回建築士の先生からの依頼により初めて、上の階より梁の上の部分の鉄筋探査も行いました。
今までは梁底探査は多く経験しましたが、梁上は初めてでした。探査個所を特定するのは難しかったのですが、建築士の先生の指示される部分を探査し無事に終了しました。その後建築士の先生より、許可が得られ工事に入りましたという電話をいただいています。
非破壊調査コラム
- ㉜赤外線現場調査 SST研究所の場合(4年半ぶりの改訂です)
- 赤外線研修2020年6-7月(ゲリラ豪雨強行撮影の場合)
- ㉚2020年鉄筋探査の現況
- ㉙F50(カメラヘッド脱着型サーモグラフィ)6m伸縮式メジャーポールへの取付け
- ㉘赤外線社内研修200回達成とその成果に基づく出張個別研修案内
- ㉗カメラ分離小型赤外線サーモカメラF50導入とドローンでの外壁調査
- ㉖ブロックとコンクリートの鉄筋画像の違いについて
- ㉕ブロック塀鉄筋探査後ブロック一部切り取りしました。
- ㉔鉄筋探査機ストラクチャースキャンXTの紹介とEZとの比較
- ㉓赤外線調査のベストシーズンについて
- ㉑赤外線日没時撮影と夕立・ゲリラ豪雨 2018年4月更新
- ⑳鉄筋探査機研修2017.6
- ⑲赤外線調査部門 長期間(6年)研修終了と結果について
- ⑱用途変更の為の鉄筋調査
- ⑰赤外線夜間撮影と夕立・ゲリラ豪雨
- ⑯特殊建築物外壁調査(赤外線+打診)と赤外線研修
- ⑮鉄筋探査 エアコン設置から鉄筋かぶり調査及び本数・間隔調査まで
- ⑭赤外線カメラの夜間撮影・昼間の日陰面撮影
- ⑬赤外線調査と外壁打診(2)2015
- ⑫鉄筋の位置と深さ 探査機の精度(2)2015
- ⑪特殊建築物定期報告 赤外線調査 福岡と大阪
- ⑩赤外線小規模セミナーと5年250日研修
- ⑨特殊建築物定期報告と公共建築物赤外線調査
- ⑧鉄筋探査機 電磁波レーダー法と電磁誘導法
- ⑦5m打診棒を使用しました。
- ⑥youtube動画 鉄筋調査 ストラクチャースキャン EZ
- ⑤赤外線カメラの夜間撮影
- ④気温と赤外線カメラ撮影
- ③youtube動画 赤外線調査と外壁打診
- ②鉄筋の位置と深さ 探査機の精度
- ①特殊建築物外壁調査 赤外線カメラ